ホテルの朝食で一日がスタート。

イスラムの国だから豚肉は有り得ない。
ハムやソーセージは鶏や牛・羊で作る。
妙な色合いなのはそのせい。

その代わりにチーズや甘いものが豊富。

食べたいものが盛り沢山なので少しずつ厳選。
ビュッフェ方式は食べ過ぎが怖いのでデザートまで盛り切り。

エジプシャンバザール近くの街角で。
搾りたてざくろジュース2TL。
ざくろは洗ってなどいない感じだが美味。
新市街のロカンタ(大衆食堂)でランチ。
決め手は肉を焼く可愛い小父さんの手招き。

並んだ料理を選んで会計、安い。

店の中に観光客は少ない。

抑えたつもりだが6種類になってしまった。

キョフテ(?)らしいお肉は美味。
添えられたしし唐が辛くて閉口。

ピクルス。

葡萄の葉に包まれたものに興味津々、肉かと思ったら米だった。
一人2個ずつにしたが1個ずつにすればよかったと思った味。
葉っぱを齧ってみたが不味い。
食べられないものかも知れないので他のお客を観察、食べていた。

茄子は美味しい。

ピラウ(ピラフ)は不出来、残念。

デザートはケマルパシャという甘過ぎるお菓子。
ミニパンのシロップ漬け。
夕食時に旧市街エミノニュの食堂でビールを頼んだら笑われてしまった。どうやら店の経営者が宗教関係者らしい。
「何てこと言うのだ」っていう感じ。

私はしょっぱいヨーグルトのアイラン。
相棒はビールを諦めてコーラ。

今晩の選択はチキンケバブとパトルジャンケバブ(茄子とミートボール)。
相棒が、先ほど笑っていた給仕に添えられた生の玉ねぎが辛いから焼いてくれと頼んでいた。
因みに大阪人の相棒は関西弁しか喋らないが「辛いから焼いて!」を2~3回繰り返す。
下げられた生玉ねぎはちゃんと焼かれて再登場。
相棒は「焼いたほうがやっぱり美味い」と当然のようにパクつく。
日本語それも関西弁が通じたらしいことにちょっと感動。
(注:トルコの観光地の土産物屋では日本語を上手に使う店員が多く驚かされるがこの食堂の給仕は日本語を絶対知らない筈)

シルケジ駅近くのお菓子屋。
甘そうで美味しそうで贅沢で、堪らん。
2階が喫茶店になっている。
ショーウィンドウを舐めるようにチェックして上へ。

トルコ風紅茶と鳥の巣のような繊細なお菓子。
これもバクラヴァって言うのかな?