大晦日
朝食は味噌汁、鯨大和煮、ブロッコリー、納豆。
恒例の晦日蕎麦はなにわ翁にしてみた。
転居してよりご近所になったから行列が長くても引き返すことになってもダメージは少ない。
第2候補は土山人。
行列は短めだったので久しぶりに並んでみた。
列の前のほうに見惚れるほどの美人発見、アジア版リズ・テイラー。
こうなると行列は気にならない。
ところが贅沢な身なりのこの美女は立ち振る舞いが下品。
足で椅子を動かしたり箸で小皿を動かしたりしている。
両親らしい二人と一緒だったがスマホにずっと見入っている。
笑顔に期待したがずっと仏頂面、それでも美人は美人。
会計をして店を出る時に中国人らしいと気付いた。
蕎麦は気に入っただろうか。
なにわ翁がミシュランの星を獲る前のある出来事を思い出す。
混んではいたが最近ほどではない頃の事。
美味しい美味しいと蕎麦のおかわりまでしていた若いカップルが前の席にいた。
洒落たファッションの二人だったが支払いをせずに店を出たので驚いた。気付いた店の人も呆れ顔。
二人にとってはゲームだったのだろうか。幸せに暮らしていけるとは思えない。
大晦日に出会う世相。
おろし蕎麦。
蕎麦湯で最後まで美味しく頂く。
ちょっと量が足りなかったので雲呑を作った。
正月用に用意したお菓子にも手が出た。
今年最後の食事は半玄米のご飯、ぶり塩麹漬け、ブロッコリー、ミニトマト、厚揚げと小松菜の炊き合せ、棒鱈。