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October 29, 2005

長靴

05

雨の朝だった。

自転車での外出を徒歩に変更。長靴で出掛ける。市場や図書館を2時間半かけて歩き倒し、大汗かいて帰宅。長靴はウォーキングに向いていないと痛感。

昔ニュージーランドで小学生と一緒に無人島にエコ遠足する機会があった。小学校に長靴をぶら下げて集まって来た子供達に教わる事は多かった。ボートで島に渡り、ガイドされながら小雨の中を傘をささず長靴で歩く彼等は実に逞しかった。スニーカーの私はぬかるみで転んでボロボロ、帰国したら私も長靴を買おうと思った。

ところが、売っていないのだ。イメージ通りの長靴を捜し歩いて、終に妥協。がっかり。
次は海外で探してみよう。


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October 24, 2005

大川が芝生状態

05


OMMビルから大川を見て驚く。
川がウォーターレタスで覆われ、ゆっくりと流れて行く。

遠くから見ると綺麗だが、とんでもない、食えない奴。
熱帯の植物らしいが寒くなっても青々として怖い。

環境省が来春規制と夕刊に載っていたが、遅い。

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October 23, 2005

ヴィクトリア

右の上腕に1本細い細い毛が生えている。

色も判らぬ位細く、妙に長い。
その毛をヴィクトリアと名付けて愛しんでいた。

昨日抜かれてしまった花の事を考えていて彼女の事を思い出して久しぶりに探してみた。
やっと見付けると3センチ程である。もっと長い場合もあるし、見付からない時もあるのだ。彼女が姿を消すのはきっと洗い過ぎで擦り切れたのだろうと想像している。

私の腕に在ってこそのヴィクトリア、抜け落ちればゴミ。

その差を考える。

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October 21, 2005

05


昨日の朝、橋の近くでこんな花を見つけた。
綺麗なので写真を撮った。

今朝はもう無くて
葉っぱが一枚落ちていただけ。

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October 20, 2005

BSE

ハリケーン被害の米国は英国が寄付した非常食33万食を1ヶ月以上放置。
英国産の牛肉が含まれているのでBSEを懸念しての措置。
非常食は受け入れ可能な「途上国」に「再輸出」するらしい。
(2005.10.19朝日新聞より)

おいおい、何すんだよ!

まったく何て国だ。
自国でBSEが発生しているというのに全頭検査を拒否したまま日本に牛肉輸入を迫る。一方英国の物資を怪しんで拒否。怪しいのはそっちも同じじゃ。
んで、受け入れを決めた日本も日本だが。

なら個人で防衛するしかないが、そりゃ無理な話。
たとえ外食しなくてもゼラチンやレトルトカレーに入っているかも。
ビーフ味のポテトチップ(あるのか?)やデパ地下の惣菜を避けて生活出来るのか。

私は生協食品で自炊しているが、BSEを避けて通る自信は無い。

ね、全頭検査しようよ、ジョージ。
米国民のためでもあるんだよ。

そして結局は全ての国の人のため。

(2005.10.21一部修正)

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October 19, 2005

05


昨日は雲がかかっていたが今日は月が綺麗。
久しぶりにゆっくり眺める。

でも写真にするとつまらないな。

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October 18, 2005

カーリン・アルヴテーゲン「喪失」

スウェーデン作家のミステリーを一気呵成に読了。

謎解きよりも現代スウェーデン事情に関心。抱える問題は日本と変わらない。以前はこの国に随分差異を感じていたが、どちらが変わったのだろう。

昔スウェーデンのマルティン・ベックシリーズという警察物ミステリー(サスペンス?)に夢中になった事がある。書かれたのは30~40年前。暗い主人公にユリシーズを重ねて読んだ。私の知っているスウェーデン情報はマルティン・ベックから得たものが殆どだったがこの「喪失」によってかなりの修正。

「喪失」は32歳のホームレスが主人公。彼女は殺人の容疑者として追われる事になる。
抑圧・いじめ・恋・神経症・祝福されない妊娠を経て15年前に彼女は路上に出た。疲れ切って電話で助けを求めた彼女に母親は金を送る約束をする。金だけを。
彼女は泥酔の日々を6年過し吐瀉物と排泄物の中で目を覚ます。
それ以降は身だしなみに気を遣い、時々は高級ホテルに滞在し欲ボケの男を騙して代金を支払わせたりもする。暖かいバスタブ、本物のベッドで眠れる彼女のシンプルな喜び。殺人事件はこのホテルで起こるが、その夜ゆっくり朝まで彼女を眠らせてくれた作家に私は感謝した。

幼い頃から否定され続けた彼女が、隠れ潜んだ学校の屋根裏で15歳の少年に出会う。ここからは急展開。引裂かれた息子と同じ年頃の少年が彼女の無実を信じ、彼女の話に耳を傾けてくれる。救い。

母親の職場、警察のコンピュータから事件の情報を取り出したりする少年はハッカーにもコネがある。この辺は情報の管理の杜撰さにツッコミを入れておこう。

コンピュータ事情や同性愛・臓器移植まで話が広がる。読み応え充分。

この作家の大叔母はリンドグレーンだそうだ。「長靴下のピッピ」は憧れだった。自立した子供。

私はいま自立しているのだろうか。

自立を考えるとフィンランドの作家トーベ・ヤンソンを思う。晩年を電気の無い孤島で暮した彼女の強さを思う。北欧の寒さを思う。マルティン・ベックの孤独を思う。ハッピーなロッテちゃんを思い出す。自分の幼年時代を思い出す・・・・。


読後も色々考えさせられる一冊だった。

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October 16, 2005

琉球フェスティバル

05

嬉しくて早めに出掛けた。

大阪ドーム横で「全国らんちゅう品評会」に出会って上位入賞「らんちゅう」を見て廻る。
初めはどれも同じに見えたのに見ている内に個性が見えてくるのが面白い。オヤジ達が嬉しそうに「高いでしょ、判らんでしょ」と話し掛けてくる。理解してもらえない事を楽しんでいる余裕があって「らんちゅう」マニアに好感を持った。

コンサートの目当ては内田勘太郎、元憂歌団の伝説のギタリスト。今回は宮古の歌い手・下地勇のサポートだが相変わらず美しい音。
驚いたのは下地勇の島言葉のブルース、メチャ早口で一言も理解出来ない。

歌い手達がノリ過ぎて5時間の予定が大幅に延びそうな気配。友人共々明日からの仕事に備えて登川誠仁の2曲目を聴きながら早退。

色々な唄を聴かせて貰ったが私の好みははっきりしている。
コブシが嫌いで、高い声が美しい中孝介は本当に上手いと思うが、苦手。
吉田康子・パーシャクラブ・下地勇・知名定男・登川誠仁が好き。


「ナビイの恋」をまた観たくなった。

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October 13, 2005

ウォーターレタス

05


数日前に大量の浮き草が流れてきてまだあちこちに残っている。

天満橋から川上を見ると右に寝屋川、左が淀川支流の大川。
いつもは寝屋川から色々流れてくるがこの浮き草は大川からだ。
川の上に堰があった気がするが、何かあったのだろうか。

遠くから見るとホテイアオイに見えたが、違った。
小さいのをボタン浮き草とか称してロフトあたりで売っていたような。
琵琶湖の魚と一緒で異常繁殖の裏に何かある。

誰か捨てたな。

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October 07, 2005

国勢調査その2

残業続きで家に居ないので調査票を提出していない。

「不在ならメーターボックスから引き抜けるようにしておいて」と、書いた調査員のメモを2枚受け取った。巷では調査票の盗難や調査員を騙る詐欺が横行しているのにのんびりしたものだ。プライバシー教育はどうなっとるんだ、ったく。

私が国勢調査を疑問視する理由はしかし調査員レベルの事ではない。氏名・住所・電話番号まで記入させて国は何をしようというのだろう。個人情報は不要、人口調査で充分ではないか。

無記入で出せば無記入という個人情報が彼らの手元に残る、ウンザリ。

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October 03, 2005

からす瓜?

05

福岡の郊外の垣根に紅い実を見つけた。
でも、久しぶり過ぎてからす瓜なのかどうか自信が無い。

寒い冬の枯れた蔓に付いた実はもっと紅い。
その汁を霜焼に塗ると治るって教わった気がする。

転校ばかりで落ち着き無く育ったが、植物についての知識を私は其々の土地の子に教わってかなり詳しい。毒か食用かがその第一歩だった。皆逞しかった。

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October 01, 2005

未体験

髪を染めたことが無い。
ピアスもしない。
コンタクトレンズより眼鏡。

道路にゴミを捨てたことが無い、これは当然。

南アメリカにもインドにも行ったことがない。
アイルランドや北欧も東欧も豪州も・・etc.・・・。

旅行だけは体験してみたい。

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