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February 18, 2006

方向音痴

きょう街中で若い男性が「みなみはどちらですか?」と訊いてきた。
一瞬ミナミの事かと思ったが状況から方角だと知る。

よくぞ私に訊いて下さった。

ショップや建物名の知識は偏っているが東西南北は大丈夫。地下街は少々難しいが、私は方角に強い。

もっとも陽がある時刻だったから「考えろよ」と言いたいところだったが。


女性の知人に方向音痴が多いのは何故だろう。
まず自宅周りの地図が書けない。地図を渡すと地図を持ってグルグル回す。地面と地図の方向が合っていないと目的地が定まらないらしい。

私の頭の中の地図は常に北が上だ。書く地図も当然北が上。駅や街角の案内図は地図の面側を上に書いてある事が多いが私はこれに困惑する。必ず北を確認して歩き出す。

カーナビも北ではなく目的地が上だ。困ったものだが慣れてきた。

私の母はデパートの中で迷子になる人で、私は幼い頃から案内役だった。必要性と依存度の問題だな、小さい頃から思っていた。私は一人で何処にでも行く。母は同行者が必要な人だ。

知人の娘が3歳だった頃の事だ。遊びに来た神戸で街の絵地図を与えられた。彼女にとってそれは初めての地図ではなかったか。寡黙な彼女だったが歩いたルートと自分の位置を地図上で正確に理解していた。知人は依存度の高い人だったから3歳の彼女には必要な事だったのかも知れない。
それにしても地図の概念を3歳で理解できるのか、と舌を巻いた。

凡人の私が地図を初めて見たのは何時だったのだろうと考えてみた。小学校に提出する為に母が描く学校と自宅を結ぶ地図ではなかったか。私ならこう描く、と不満を持って見ていた記憶がある。


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February 11, 2006

コーラスEXPO

友人が合唱団に加わったそうでそのチームの偵察に出掛けた。新米の友人も未だ聴き手側。

目的のチームとその前後位を聴くつもりでいたが面白くて6時間聴いてしまった。
予想通りオバサマコーラスが多いが、意外や迫力の男性コーラス・学生・混声と様々で飽きない。指揮者の振りや団員の表情・衣装も楽しい。ダンスまで飛び出して盛り上がる。

特に気に入ったのは混声14人の「あふみヴォーカルアンサンブル」心地良過ぎ。勿体なくて居眠りも出来ない。アカペラが特に心地良い。声は最高の楽器だと思い知る。

友人の入団したゴージャスグループもレベルが高く、これからの練習や努力を思ってか弱気になった彼女にデビューが楽しみだとエールを送ろう。

さて、途中で抜けてロビーでコーヒーを飲んでいると可愛い高校生3人が定期演奏会の案内を持って営業にやって来た。ダンス付き「タッチ」と声明風芭蕉の俳句で楽しませてくれたメンバーだった。2曲のコントラストも新鮮だったし舞台が華やかで楽しい。これは宣伝せねばなるまい。


京都府立西城陽高校合唱部第16回定期演奏会
2006年3月24日(金)18時30分~
文化パルク城陽プラムホール(近鉄寺田駅東口より南へ徒歩8分)
入場無料
(以上は彼等がくれたチラシから)


お近くの方々は聴きに行って下され。

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