航空幕僚長の発言
「日本は侵略国家ではない」との論文発表で更迭された田母神さん。
防衛省の対応は早かった。
「明確な規律違反」ではないので懲戒免職ではなく格下げの結果の「定年退職」。
空幕長定年は62歳だが格下げされていきなりの定年、防衛省の粋な処分。
彼は今晩民間人として怒りの記者会見を行った。
信念の人なのだ。
なぜ彼が航空自衛隊トップになれたのか、とTVで言っていたが
こんな彼だからトップになれたのではないか。
本音を語る自衛官は少ない。
正直な人だと思う。
思想は違っていても私は正直者が好きだ。
とはいえ彼の考えは間違っていると思う。
日本が侵略したかどうかは相対的な問題だ。
侵略されたと考える国があれば侵略した事になる。
片方が「愛の鞭」だと言っても打たれた方には「暴力」なのだ。
現役自衛官に向けて「自分のことより国家、国民のことを常に優先して」と彼は記者会見で語っている。
民主国とは国民あっての国家のはずだが彼には国家の国民らしい。
こんな人が戦争を正当化して市民を戦争に追いやるのだ。
私は自衛隊を軍隊だと定義し、故に憲法違反だと主張している。