雪の福岡
大阪で朝起きたときの室温は12度だった。
暖かいから帽子も手袋も置いて七分袖のカットソーにコートを羽織って出掛けた。
福岡は雪だった。
午後からはますます激しく降って帰りの飛行機が心配になったくらい。
バスから見ると粉砂糖を振るったみたいで樹がきれい。
空港の周りもかなりの雪。
欠航も出てヒヤリとしたが若干遅れたものの伊丹に無事到着。
大阪で朝起きたときの室温は12度だった。
暖かいから帽子も手袋も置いて七分袖のカットソーにコートを羽織って出掛けた。
福岡は雪だった。
午後からはますます激しく降って帰りの飛行機が心配になったくらい。
バスから見ると粉砂糖を振るったみたいで樹がきれい。
空港の周りもかなりの雪。
欠航も出てヒヤリとしたが若干遅れたものの伊丹に無事到着。
久しぶりにショートカットにしてみた。
阪神大震災で行きつけの美容室は全壊し音信不通、
以来14年あちこちの美容院を渡り歩いてきた。
美容師にも色々な人が居て面白かったが
一年に二度の美容室通いは私には大変な苦痛だった。
やたら染めたがる人、メチャうるさい人、希望を無視する人と散々だったが一番困ったのは腕が悪い人だった。
無精なので近所であることも条件のひとつなのだが
ここ数年はご近所の美容室に落着いていた。
ご近所で上手な人に出会えたと喜んでいたが
何とその彼女が独立して辞めてしまった。
幸いな事に一駅先の北浜なので無精者も出掛けてみる気になった。
北浜の大変判り易い便利な場所だ。
さて、今回思い切ってバッサリ切ってもらった。
バッサリ、と言うほど髪の量は無いのだが
無いからこそ今まで髪を長くしていたのかも知れない。
いつか短くしたいと考えてはいたが信頼できる腕の人が居なかった。
が、北浜の彼女はカットがとても上手、任せても大丈夫。
カットだけの方が完成度は高いし彼女の技術力が良くわかる。
私のパーマ頭を見て彼女の腕を疑う人が居たらそれは私のせいだ。
私は手入れの簡単なゴチャゴチャのパーマを要求する。
今回の私の希望イメージは懐かしのオバタリアンだった。
今どきこんなオバサンパーマを好む人は少ないだろう。
時代遅れの希望にも彼女は精一杯努力してくれる。
そんな彼女に感謝とエールを送りたい。
と、言うわけでお店と彼女の紹介です。
DO-CHE(ドーチェ)
蘭 絵美(あららぎ えみ)さん
大阪市中央区伏見町2-2-10谷ビル4階
(1階は北浜食堂、地下鉄北浜6番出口を南へ)
店名のドーチェはイタリア語のようだが
何と広東語で多謝(ドーチェ)とのこと、意外。
ショートヘアだからだと彼女は言うが
お値段のほうは過去14年で一番安かった。多謝。
信州から北周りで大阪に帰ることに決めた。
雪の中の友人宅から雪の融けた西条駅前まで軽トラで送ってもらう
黒姫辺りの雪景色が見たかった
スキーを楽しんでいた頃に馴染んだ雪景色 久しぶりで懐かしい
直江津から富山に向かう海岸線 日本海に向かって並ぶ不思議な家
荷物棚には私のスーツケースだけがポツンとある
金沢駅構内のポストが可愛い
朝早く西条を発ったのだが金沢を過ぎると薄暗くなってしまった。
雪や日本海を眺めながらウトウトまどろむ贅沢な旅だったが
陽が翳った後半は寒々した冬の旅。
年末から胸に何かがつかえて気分が悪い。
パレスチナのガザ紛争だ。
ハマスもイスラエル政府も報復しか頭に無いらしい。
止めて欲しい。
片や子供を盾にし、片や気にせず学校まで攻撃。
殺し合いの連鎖に希望は見えない。
ユダヤもイスラムも戦争を止める事が出来ないのは何故だ。
「目には目を」は度を越えた報復を戒めるものではないのか、
戒律に「殺すな」とあるのではないか。
何もしないよりは、と集会に参加。
イスラエルを支援するアメリカ領事館前をデモる。
「殺すな!」と。