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May 28, 2009

染色講習の復習

先週撮り忘れた糊置きを先輩の作業で確認。

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小一時間水に浸した型紙の水を拭き取ります。

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青花で印し付けした生地の上に型紙を置き紗張り枠を重ねます。
駒ベラに取った防染糊を乗せていきます。
指を揃えて斑なく上下に駒ベラを引きます。

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伸子で生地を固定して乾かします。

今週のお勉強は滲み防止と地染め染料の作成。

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滲み防止はアルギン酸ソーダです。
パウダーを溶かした2%液は1%程度に薄めて滲み止め、
8%液は染料に混ぜて捺染に使用します。

伸子を下にして生地裏面にアルギン液を塗って乾かします。

地染めの色を選びます。
今回はハンノール染料を使用、カラー帖に合わせながら混ぜていきます。

1%のアルギン液300㏄に染料15㏄、濃いめの調合です。
私はカーキがかった緑色、緑+黄+赤の3色で作成しました。
試し布に塗って確認しながら調合します。
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今日は先輩の作業を断り無しで撮って若い講師に注意されました。
顔を入れてなくとも失礼でした。ごめんなさい。

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May 21, 2009

防染糊

☆今日のお勉強のおさらい☆

防染糊の材料は
①糊(もち米・うるち米・石灰・塩を練ったもの)
②防染剤(糊の30%)
③グリセリン(冬6%、夏4%)
④色付けの群青(膠無し顔料)
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群青は少量の水で溶きます。
良く練ります。
電熱器は180度に設定。

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型紙は小一時間水に浸して使います。
駒べらも洗って水に浸けておきます。
防染糊は少量のぬるま湯で糸が引く位まで練って使います。

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May 19, 2009

マスクが売り切れ

買い物に外出して驚いた。
過半数の人々がマスクを着用している。

明日は友人を訪ねる予定だ。
念のためにマスクを買おうとしたが薬局もコンビニも既に売り切れ、出遅れたらしい。

花粉症の私はマスクの効果を疑っている。
色々試した結果、花粉はマスクで防げないと思い知った。
入浴中の浴室だけが安全な場所だった。

花粉より小さなインフルエンザウィルスがマスクで防げる筈もない。
配慮していますよ、と言うアピールのためか。

仕方がない、
配慮用にマスクを作ることにした。

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巨大いちご柄の木綿のマスク。


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May 16, 2009

娑羅双樹(さらそうじゅ、しゃらそうじゅ)

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大山崎山荘で中国茶会にはいつも面白い茶花が飾られている。
お茶の木かと思ったが枝先が紅くて不思議。

娑羅双樹らしい。

調べるとインド原産の本当の娑羅双樹は日本では育たないとあった。
写真を見ると明らかに異なる。

この日本の娑羅双樹は別名を夏椿・シャラノキ・サラノキとも言って
平家物語の冒頭に登場するのもこの花らしい。

ここまで書いて以前にも同じような事をブログに書いた気がしてきた。
近頃「初めて見た」ものが多過ぎる。

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May 14, 2009

染色教室のあとは八尾散策

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2週間かかってやっとここまで彫れた。
来週はロゴの予定、こちらは簡単そう。

さて、大阪市平野区のクラフトパークから近鉄八尾を目指して歩く。
ちょっと歩くとそこはもう八尾市、何やら歴史の古そうな感じがする。

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聖徳太子に因んだ大聖勝軍寺の本尊は太子の十六歳像らしい。

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レモンの樹を見付けた。
PPMの歌を口ずさむと足取りも弾む。

Lemon tree very pretty
And the lemon flower is sweet
But the fruit of the poor lemon
Is impossible to eat・・・

近鉄八尾駅南側の本町通りは古そうだがやや寂れ気味。
空家の古そうな店があって趣がある。

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壊さずに残してあるのが面白い。
中を覗いてみたい。

今日の遠足は楽しかった。
次回は東側を訪ねてみたい。

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May 07, 2009

雨の日も染色教室へ

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いよいよ渋紙を彫っていく。

見慣れたカッターもあるが
緑の綺麗な糸が巻かれたものは刃を研いで使う本職用。

左端はパンチらしいが初心者はナイフの使い方を覚えるため小さい丸もカッターで彫る。

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