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January 27, 2010

金鼓(ごんぐ)

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招待券で壬生寺展に出掛けた。
目玉は友禅染め技法の障壁画。

残念だが障壁画の画風は好みではない。
これは致し方ない。

名前は知っているが京都の壬生寺を訪ねたことはない。
いつか訪ねたときのためにお勉強。
お寺の由来の絵巻や壬生狂言など民俗的に楽しい。

納められた着物も贅沢な友禅から庶民のパッチワークまで色々あって面白い。
着丈から昔の女性の身長を割り出したり針目をチェックしたりする。

壬生寺は焼失の歴史もある。
焼けた銅鑼の様なものが展示してあって「金鼓(ごんぐ)」と書いてある。
ボクシング等のゴングと同じ?
もしかして語源が一緒かと妄想したりするのも楽しい。

壬生狂言のビデオも上々、展示順もスペースも見易くて満足。


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January 20, 2010

なずなの型染め

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捺染糊を30g計る。
約1%のハンノール染料を捺染糊に加えてテストの色を作るのだ。

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希望はピンク系と紫系の2色、。
ピンク系は難しくて失敗、結局3色の色糊が出来た。

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端布に試し染め。
結局紫系に決めた。

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January 17, 2010

追悼コンサート

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阪神大震災から15年経った。
西宮の教会で恒例になった追悼コンサートに出掛けた。

友人が歌うこともあったが1月17日の西宮に行きたかった。
あの日私も被災したのだ。

百戸足らずの公団は揺れに揺れて半壊、
怪我人だけで済んだのは何よりだった。

信仰を持たない偏屈な私だがあの日は教会の働きに感激した。
どうやって運んで来たのだろうか、水のタンクとおにぎり卵焼きが公団の空き部屋に届けられたのだ。

そのおにぎりと毛布を持って私は寒い夜道を友人宅へ避難した。
暗い夜だった。


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January 13, 2010

染色に於ける生地の素姓の重要性

一目惚れした黒地に茶の十字柄の羽織。
これでスカートを作りたい。

配色に茶色が欲しくて白生地を染めることにした。
白生地も解いた着物の裏地。
ちょっと厚いけれど燃やしてみて絹だと見当を付けた。

ところがこれが染まらない。
残っていた縫い糸はしっかり茶色に染まったのに生地は薄いベージュ。

どうやら絹ではないらしい。
ならば厚さから見てポリエステルだろうか。

絹用の染料を捨ててポリエステル用ポリロンに変更。
ところがこれでも染まらない。

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茶色の希望が、何と美しい桜色。
綺麗な色だが配色布の用をなさない。

再度別布で染め直ししなければならない。
今日は3時間かけて生地素姓の重要性を学んだ。


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January 08, 2010

関宿へ

青春18きっぷが財布に入っている。
急に思い立って三重の関宿へ出掛けた。

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旧東海道の古い町並み。
空が大きい。

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屋根の飾りは大黒さんかな?

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洒落たリースも和風。

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土産は志ら玉とほうれん草、しめて260円也。

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時間があったので大津にも寄った。
琵琶湖の上に虹の切れっ端を見付けた。

ラッキー♪

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January 05, 2010

道具屋筋

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道具屋筋は楽しい。
私が特に好きなのは調理道具の店。
あれこれ眺めて飽きない。

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今日のお買いもの。
村雨用の漉し網、毛抜き、ナッツ割り。

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January 01, 2010

祝2010年!

長く生きていると色々な経験をします。

子供の頃はマイカーも飛行機も夢でした。
年功序列や国鉄は不滅だと信じていました。
女性が生き易くなり、嫌煙者に優しい世の中に移行しました。
百貨店や銀行が倒産した事に驚きました。
好景気も不景気も知りました。

戦争だけは経験したくないものです。
努力して平和維持、です。

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玄関のミニお鏡は雑煮用から比較的丸い物をふたつ選びました。
コレクションの鳥たちは私にとっては平和のシンボル。

鳥に国境はありませんから。

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