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February 26, 2010

台所のガラクタ

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食器棚がいっぱいになって使い難いので久しぶりに整理。
まず大量の空き瓶を処分。

他にこんなものが出てきた。
タイで買った弁当箱、ベトナムの皿、ミートボール製造器。
弁当箱はカレーを冷凍するときに活躍したが最近は出番なし。

ベトナムのバッチャン村で悩みに悩んで買った皿は見る度に後悔する代物。
色がよくないし絵付けの手も苦手。

バッチャン村は焼き物で有名、ローカルバスに揺られて行くハノイ郊外の長閑な村。
せっかくだからと記念の土産を探したが欲しい物がなくて困った。

いつもなら「悩むなら止めよう」が信条だが、ここにはもう二度と来ない気がして無理して五枚の小皿を選んだのだ。反省のために置くことも考えたが見る度に不愉快になるのでやっぱり手放そう。

もうひとつ怪しい黄色いプラスチック製品。
これはミンチボールを作る便利グッズ。

ミンチを入れて振り回すとお肉が丸まってミンチボールがきれいに出来るらしい。
が、私はミンチボールを食べない。
最近はお肉を極力食べないよう努力中。

しかも面倒な洗い物が増えるというのに何故私はこれを買ったのだろう。
一度でも私はこれを使ったのだろうか。
覚えがない。

宣言、
使う気にならないものは処分する。


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February 15, 2010

ふたつの同窓会

福岡で高校の同窓会に参加、ン十年ぶりの懐かしいクラスメート。

自分が何者か思い悩んだ10代、傷つけてしまった人も居たかも知れないが今は昔、120人のおじさんおばさん達が楽しく語らって良い集まりだった。

同窓会の次の日は長く入院している母を見舞いに郊外の病院に向かった。
偶然バスで一緒になった人生の大先輩は御年93歳、彼も入院中の夫人を見舞われる途中で一緒に昼食をとることにした。

お元気な先輩なので93歳という年をいつも忘れる。
週に三度バスを乗り継いで病院に来られる。
この日はオルゴールを持って来られて夫人を慰めるおつもり、優しい方なのだ。

食事をしながら私は昨日の楽しかった同窓会を話題にした。
彼は語りあう学友は居なくなったと寂しいことを言われる。
年齢を思うとそうかも知れない。

彼が戦後すぐに同窓会の幹事をしたことがあると語り出した。
旧制中学だから男子だけ。
案内を送ったら三分の一が戦死、三分の一が行方不明。
連絡が取れたのは残り三分の一だけ。

不覚にも泣いてしまった。
食べかけた親子丼が見えない。

戦争のない時代に感謝、
これからも努力して「平和」を維持したいと強く思う。

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February 10, 2010

染めの定着

ハンノール染料で型染めしたものの仕上げ。

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生地を屏風畳みする。

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強アルカリのフィクサーに浸け、ラップで包んで1時間置く。

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石鹸水でフィクサーを落とす。
ゴム手袋必須、水を替えながらよく洗う。

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石鹸と移染防止の薬剤を入れた湯で生地を煮洗い。
この後でまた大量の水で布を洗う。

遣う水の量にいつも驚く。
染料や薬剤、水の量を考えると染色はエコでは無い。

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石鹸と移染防止の薬剤。
名称も煮洗いの時間もを忘れた。

メモした紙は直ぐどこかへ消えてしまうのでこのブログはノート代わり。

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February 08, 2010

針供養

新聞ちらしを見てスーパーにセールの鯖を買いに出た。
途中の天満宮で今日は針供養。

巨大蒟蒻に折れ針を刺している人達が居る一方、
空き缶に針を回収している人が居る。

刺したものをわざわざ回収する不思議。
集めた針はどうするのだろう。
資源ごみ?

私も日常的に針を使うので折れ針も多い。
ジャム瓶に溜めているが来年はここへ持ってきて一緒に処分してもらおう。

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母から折れ針は豆腐に刺すと聞いた。
福岡では蒟蒻ではなくて豆腐なのだ。

なぜ豆腐に刺すのか、と理由も訊いた。
「埋めると錆びて朽ちる」と、子供心にも合理的で納得できる回答だった。
信仰心が欠片もない母らしい回答。

さらに幼い頃の思い出。
針の扱いについて随分脅された。

曰く、針を踏んでしまって針が身体に入ったら
血管を通って針が心臓に刺さって死んでしまう。

まさか、と思いつつもこの母の「脅し」は現在も効いている。
確かに折れた針先が体内を動くこともあるらしいが。


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February 04, 2010

大川べりで撮影会

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クラフトフェア応募のために近くの大川べりで写真撮影。
小さなトートはアカツメグサのステンシル。

作品を広げる場所を探して川崎橋近くを歩く。
青テント周りに洗濯物が干してあるが人の気配が希薄。
寒いだろうな。


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