ゴイサギの幼鳥
JR久宝寺駅から20分ほど歩いて染色教室に通っている。
住宅や畑、小さな工場が混然とした街を歩くのはそれなりに楽しい。
細い川も3本ほど渡る。
今朝は工場横のクリークで可愛い鳥を発見。
陽のあたる場所で汚れた川をじっと見つめている。
鶏くらいの大きさで羽の模様が美しい。
眼の赤と足の黄色も綺麗。
動かず思いつめたように水面を見つめているのは何故だろう。
この浅く汚い川に餌になるものが居るのだろうか。
飛ぶ姿を見たくて待ったが素ぶりもなし。
そう言えば前に白い綺麗なサギをここで見たことがある。
繁殖地が近くにあるのだろうか。
教室の仲間に鳥の写真を見てもらってサギらしいと知る。
物知りの多いクラスだ。
帰りに会えるかもワクワクしながら探す。
居ない。
おっと、川に死んだ鳥がいる。
羽の柄が違う。
あの鳥ではないと思いたい。
が、鳥の大きさと場所を考えると朝の一羽の可能性が大きい。
元気でいて欲しかったのに。
帰宅してサギで画像検索、ゴイサギの幼鳥と知る。
幼い時期は羽に斑点があるのでホシゴイと呼ばれているらしい。
いつか染色の題材にしてみよう。