ほりがねの里
道の駅ほりがねに連れてきてもらった。
私は野菜の直売所が大好き。
収穫あり。
人参葉に大きなカメムシが止まっている。
部屋にいると非常に不愉快な虫だが畑でみると綺麗だ。
特にこの子は大型でグリーンが鮮やか。
土手の小道を作り始める。
いずれは一輪車が通る幅にしたい。
夕暮れの北アルプスの山並みのシルエットにうっとり。
今日はもち米の収穫。
このもち米は古代種とかで稲の丈が長くはざ掛けが大変。
稲穂が地面に付かないようにはざ棒も高く作らねばならない。
長いだけで作業の疲れも違う。
それでも長いのに倒れもせずに育って何より。
田んぼ近くのイチイの木に変わった実を見付けた。
山芋だと思ったのに違ったらしい。
怪しい実のアップ。
農園の庭の蔓草はホップのようだ。
ビールの他につかいみちはないものか。
今日から信州で稲刈りの助っ人。
留守にする間の心配はベランダの植物。
長期旅行の場合はご近所友人に水遣りをお願いするが5日間くらいなら彼らに頑張ってもらう。
心配なのはローリエとアボカド。
ローリエの鉢は重くて無理だがアボカドはしばらく室内で過ごしてもらう。
室内なら土の乾燥はそれほどでもないのだ。
大阪から松本までは特急しなの。
駅前の時計塔に気が付いた。
「岳都・楽都・学都」が刻まれていて其々田部井淳子・小沢征爾・菅谷昭氏の揮毫。
鈍行で西条まで行って夕方から稲刈り。
稲刈り機が刈って束ねるのだが、刈り残しを処理したりはざ掛けするのは人の手。
今年は合鴨が良く働いたようで雑草が少ない。
写真に写っているのは私の元同僚で農園の女主人。
天満橋北詰西側の楠の下に彼岸花が咲いていた。
毎年咲いていたのだろうか。
初めてみた気がするがたんに忘れているだけかも。
記憶には全く自信がない。
極端に美味しいもの、不味いものは良く覚えている。
今は最近見ない哈密瓜(はみうり)が食べたい。
またご近所の店のメニューが入っていた。
3度目以上だと思う。
麻紐に5円玉が通してあるのも同じ。
メニューは紙ごみ、麻紐は燃えるごみ、5円玉は貯金箱へ。
欲しかった手廻し型のラジオが見つかった。
懐中電灯でもある優れものだが発電は大変、かなりグルグルハンドルを回しても蓄電量はちょっぴり。
でも電池切れで往生するよりはまし。
布の粘着テープも防災リュックの補充品。
不要になった体重計を廃棄するのは面倒。
大阪市に電話して大きさに応じた手数料シールを貼って出すのが一般的な処分方法。
分解して金属やプラスチックに分別しても良い筈。
ところが分解しようにもどこから手を付けて良いか判らない。
結局電池を抜いただけ。
タニタって何だかすごい。
プランターのゼラニウムの間から見慣れない草が芽を出した。
放っておいたらおしろい花と名も知らぬ野草に育った。
手前のおしろい花は夜になると良い匂いがする。
奥の野草は小さな花が咲いたが面白みがない。
烏や小鳥の置き土産だろうか。
少しだけ涼しくなったので窓を開けて風を入れる。
今まで聞こえなかった街の音が風と一緒に入ってくる。
前の建物から女の子の泣き声と男性の怒声が聞こえる。
尋常ではない泣き方なので虐待を疑うが部屋の特定ができない。
叫び声が上がる度に殴られているのではないかと思う。
時々言い返す言葉が漏れてくるので小学生以上の年齢だと思う。
こちらまで悲しくなる。
部屋の主を特定できる周りの誰かが助けてくれると良いのだが。