黄檗山萬福寺で煎茶会
黄檗宗のお寺に興味があったので友人の誘いにホイホイ乗った。
京都宇治の萬福寺で月見煎茶会。
今晩は新月らしいが友人は月に因んだ装い。
中国風と聞いていたが渋い佇まい。
天王殿には布袋さんが鎮座、こんな陽気な仏像は珍しい。
煎茶道開祖の売茶翁没後250年とある。
彼は佐賀出身。
また萬福寺はいんげん豆や蓮根を持ち込んだ隠元さんが開祖。
見慣れない仏像のポーズが面白い。
他宗のお坊さんであろうか。
カメラを構えるお坊さんをたくさん見た日。
今日は十の家元が茶席を設ける。
好天なら屋外なのだが雨を気遣って回廊に席が設えてあった。
灯籠が灯った下でのお茶席。
室内も趣がある。
ただ火気厳禁なせいかお茶がとても温い。
意匠を凝らした茶席は見るだけで楽しい。
ゴージャスな空間はお寺ならでは。
珍しい植物にも出会う。
これはピンフラワーだとか。
暮れてくると灯籠がきれいだ。
本堂の前で献茶式。
本物の篝火を久しぶりに見た。