シーボルト展
今回の訪問の目的は「よみがえれ! シーボルト の日本博物館」。
今年の7月に訪ねたライデンのシーボルト記念館の展示内容に納得がいかず再確認したかったのだ。
展示品の撮影は出来なかったが見学者が少なかったのでたっぷり時間をかけて見ることが出来た。
このシーボルトのコレクションはミュンヘン五大陸博物館の所蔵品らしい。シーボルトの選択眼も素晴らしいが新品のような保存状態に感動。日本国内の博物館も敵わない。
気に入ったのは庶民を生き生き表現した装束画。日本の絵師に描かせたものらしいが様々な職種を網羅していて嬉しくなった。日本の博物館では武士や豪商・農民の品々が多く展示されていて、庶民風俗は殆ど見たことが無かった。川越人足の入れ墨や町娘の着物の柄など、チャンバラ映画とは随分違っていて見惚れた。