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February 06, 2005

アレキサンダー

「トロイ」に続いて歴史の勉強のつもりで出掛けた。

いくら聞いても判らない地中海・中東地方の戦争・紛争事情が少しくらい理解できるようになるかと思ったが、無理、ますます混乱。

栄華を誇ったバビロンってバクダットの近くのバビロンなのだろうか。インドってヨーロッパ人種だって教わったけれどアレキサンダーはそれに関係ありなのか。地図と歴史背景の説明が欲しい。

それにしても征服した都市に自分の名前を付けて廻るなんて悪趣味な奴。ロマンを感じるのは戦好きな人たちだろう。脅されたり煽てられたりして戦に駆り出され扱き使われたあげく、遠く祖国を離れて初めて見る象何ぞに踏み殺される立場になってみてよ。

永い遠征の間、衣食はどうしたのだろう、戦いの日の伝達やトイレはどうしたのだろう、とそんな事ばかりが気になる。何しろキリスト以前の事だ、ユダヤの民はどうしていたのか、とか言語の事なども識りたかった。

両親のことやアリストテレス師の教えなど判り易い解釈だが、金髪のアレキサンダーがヨーロッパ人代表に見えてならない。

血みどろの殺戮シーンは殆ど眼をつむっていたが、それでも映画としては面白かった。

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