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February 20, 2008

エリザベス―ゴールデンエイジ

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ケイト・ブランシェットが好きだ。

美しくて芸達者、
ずい分賢い人なのだろう。

ヨーロッパの戦争の話を好むのではないが歴史は面白い。
エリザベスの時代はスペイン・フェリペ2世や天正少年使節団の時代でもある。
「新大陸」から多くの人命と金銀財宝が奪われた時代でもあった。

ヨーロッパの王族ってあちこち血縁があって興味深い。
異母姉妹のメアリー(ブラッディマリー)との経緯も何だか凄い。

天正少年使節団の装束はきらびやかだったらしいが
映画のエリザベスの衣装や鬘も仰々しくゴージャス。
例のエリザベスカラーに目が釘付け。

映画としては不満が残った。
中途半端にエリザベスの恋愛など絡めたのがよろしくない。

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February 13, 2008

アース

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動物達が主人公のドキュメントだから日本語の吹き替えで観た。

北極の白熊や不思議なゴクラクチョウなど貴重なシーンばかり。
これは何度でも観たい映画。

チーターが獲物を追って走る場面には圧倒された。
頭と眼は獲物をじっと見つめたままなのにその四肢の躍動の凄い事。
スローモーションだから動かぬチーターの頭がはっきり判る。

いったいどれだけの時間とエネルギーを使って撮られた映像なのだろう。
待ち続けなければ撮れないシーンばかりだ。

地球を大切にしたくなる映画だ。
皆に観せたい。

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February 06, 2008

パンズ・ラビリンス

ベストテンの外国映画4位はスペインが舞台だった。

子供が主人公なのでお伽噺かと思ったら大間違い。
きっつい内容だった。
イメージするだけでも辛い拷問のシーンなど子供には見せたくない。
同じ日に観た「天然コケッコー」の対極映画。

スペイン好きの私だから悲惨な内戦の事なども読んで知ってはいる。
戦争には、内戦にも正義は無い。
お伽噺のパンにも絶対の善悪が無いのが救いか。

主人公の美少女にはまた会いたい。

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天然コケッコー

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朝日ベストテン映画祭に出掛けた。

日本映画第一位がこの「天然コケッコー」らしい。
ざっとした内容を読んで除外した口だ。

のどかで方言が楽しかったが一位は解せぬ。
他人の評価より自分の直感。

殆ど日本映画を観なくなったが見捨てたわけではない。
「フラガール」なんて名作だと思うもの。

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