牛の鈴音
小学校の通学路は馬糞や牛糞でいっぱいだった。
私は田舎で子供時代を送ったのだ。
韓国の老農夫と老いた雌牛のドキュメンタリー。
失われてしまった懐かしい情景。
何か違う。
そう、名前だ。
30年飼っている牛に名前が無いのだ。
いちいち「あの老いぼれ牛」などと言う不思議。
それにしても牛ってあんなに毛深いものだったのか。
フサフサでびっくり。
お婆さんの愚痴が延々と続く。
寡黙なお爺さんは時に「頭が痛い、足が痛い」と呻く。
老牛は何も言わない。
小学校の通学路は馬糞や牛糞でいっぱいだった。
私は田舎で子供時代を送ったのだ。
韓国の老農夫と老いた雌牛のドキュメンタリー。
失われてしまった懐かしい情景。
何か違う。
そう、名前だ。
30年飼っている牛に名前が無いのだ。
いちいち「あの老いぼれ牛」などと言う不思議。
それにしても牛ってあんなに毛深いものだったのか。
フサフサでびっくり。
お婆さんの愚痴が延々と続く。
寡黙なお爺さんは時に「頭が痛い、足が痛い」と呻く。
老牛は何も言わない。
戦争は事実まで捩じ曲げるものらしい。
関わった人達が今も生きている虐殺の歴史。
「カチン」の森で大虐殺が行われた話を随分前に読んだ事がある。
冷戦時代の事で信じられない内容だった。
戦後のポーランドは多くの知識人・指導者を失って大変だったそうだ。
それほど多くの人が戦場から帰ってこなかった。
この映画の監督、アンジェイ・ワイダの父も犠牲者だ。
私の感想、
軍隊は市民の味方では無い。